縄文土器の秘密…火おこし体験…

 6年生になると、社会で歴史の勉強ができる!と楽しみにしていた子どもたち。昨日は県立歴史博物館から2人の先生に来ていただき、縄文土器からその時代の人々の生活の話を聞きました。火焔土器は世界観を表している、縄文土器の縄目の模様は百十数種類もある、縄文人は奇数が好き……。教科者や資料集にはない話もいっぱいです。粘土に実際、縄の模様を付ける様子を見て納得し、縄文カレンダーで当時の食べ物を教えてもらって驚き、パネルの写真を見て少しずつ4年生で見学に行ったことを思い出していきました。
後半は、火おこし体験。少し風は強かったのですが、玄関前で火付け臼と火付け杵を受け取り、4〜5人のグループで火種を作り始めました。講師の先生や校長先生が杵を回すと煙が出てくるのに、子どもたちが交代してまわすと消えてしまう。それでも 臼を押さえる人、杵を回す人、間をあけずに交代して回すようにするためにかまえる人と、グループで協力して火おこしにチャレンジしました。30分経過しましたが、手伝ってもらって1つのグループの火口(ほくちー麻の繊維をほぐした物)にやっと火がつきました。やはり難しかったです。 その後、講師の先生と給食を食べながら、ヒスイを見せてもらったり、お話を聞いたりしました。講師の山本先生はみんなと同じ6年生の時から歴史に関する仕事をしたかったと聞いてまたびっくりでした。

火焔土器には世界観が表れているん
です。この縄文土器は突起が3つ、
奇数が好きだったんです・・・。」


「手がいてえー。」
「なかなか煙が出ない。」
「は、早く交代して!」